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本間 俊充; 高橋 知之*; 外川 織彦
保健物理, 36(4), p.308 - 313, 2001/12
原研とチェルノブイリ国際研究センターとの研究協力テーマ2では、確率論的事故影響評価コードOSCAARの信頼性評価研究の一環として、チェルノブイリ周辺の実環境で得られた測定データを用いて地表面沈着核種からの長期外部被ばく線量評価モデルの検証を行い、その性能を確認し、主要なパラメータを同定した。また、サイト近傍の早期被ばく線量の推定のために、OSCAARを適用し、粒径の大きなCs-137,Zr-95等の地表沈着からの外部被ばくの寄与が大きく、早期被曝評価の観点からは放出物の粒径等詳細な放出源情報が必要なことを明らかにした。
大畑 勉; 小野寺 淳一; 倉林 美積*; 長岡 鋭; 森田 重光*
原子力工業, 42(10), p.11 - 17, 1996/00
チェルノブイリ原子力発電所事故により環境中へ放出された放射性物質の、大気、土壌、水系、森林等における分布の現状、移行挙動に関する研究等について解説するとともに、原研とウクライナのチェルノブイリ国際研究センターとの研究協力の概要を紹介した。
松鶴 秀夫
エネルギーレビュー, 11(9), p.13 - 17, 1991/09
IAEAはソ連政府の要請に応えて、チェルノブイル国際プロジェクトを組織し、チェルノブイル事故の放射線影響を調査した。本報は、同プロジェクト報告書の概要と、成果報告会での議論の概要をとりまとめたものである。著者らは、同報告書のうち、4章公衆の放射線被曝、および6章防護措置を担当した。
松鶴 秀夫
保健物理, 26, p.383 - 393, 1991/00
IAEAが実施したチェルノブイリ事故影響調査に基づいて作成された標記報告書の概要をとりまとめたものであり、(1)環境汚染、(2)被曝線量、(3)健康影響および(4)防護対策から構成されている。
チェルノブイリ事故調査アドホック委員会
JAERI-M 87-195, 305 Pages, 1987/11
1986年4月26日、ソ連ウクライナ共和国チェルノブイリ原子力発電所4号機において発生した事故は、原子炉の損傷状況、放射性物質放出量、死傷者数等いづれを取っても未曾有の大事故で、世界に大きな衝撃を与えた。